2020/02/01 19:00
ダッフルバッグの良い点は大容量で荷物を沢山入れられる。
一泊二日ほどの旅行だったり、ウエアやシューズなどを入れて、ジム通いに使うなどして気軽に物を詰め込める。
何かと便利なバッグです。
ただし難点がありました!
壊れてしまう
色んなメーカの物を使い経験した作り手だからこそ、悪い点を改善したダッフルバッグ(ズタ袋)が生まれました。
ダッフルバッグの由来は、軍人が私物入れとして使われてたとされます。主に使われていた素材には、キャンバスや麻、帆布など丈夫な生地で作られており、円筒形の持ち手がついたバッグのこと。日本だとズタ袋や巾着袋といったほうが一般的かもしれません、、、
理由の1つとしては、わざわざバッグを下ろして荷物の出し入れをしなくてはいけないところです。
試行錯誤して辿り着いたのがファスナーをつけてしまおうでした。
ダッフルバッグの既成概念にはなかった答えがこれです。
バッグを背負った状態でファスナーを開閉してもらえれば、わざわざ紐を緩めなくても中から荷物を取り出せます。
ファスナーには日本を代表する老舗メーカーYKK。
その中でも最高峰のを“EXCELLA”(“エクセラ”)を使っています。
スマホなど頻繁に出し入れするものは、両サイドのポケットに収納ができるサイズ
留めのコンチョも銀板にタガネを使って、一個一個彫っていますのでキャスト製法の量産型ではありません。
デザインのアクセントになっているビーズ刺繍も、一粒一粒丁寧に織って縫い付けてあります。
底部分にブランドロゴを配置した理由には、ダッフルバッグの最大の欠点であった、底の部分が抜けてしまったり穴が空いてしまったりと、当然のことながら一番負荷が掛かる部分です。ロゴの流れに沿ってスタッズを打ち込むことにより強度が増し、壊れない超タフなダッフルバッグが完成しました!!!
底のパーツにスタッズを打ち込んでいる作業工程
両サイドのポケット同様にバックスキン(裏革)を使うことで、ボディーとの陰影を表現
こちらの作業工程は全てのパーツを組み立てる最終工程となります。
ファスナーのステッチ以外は全てハンドレースで縫製。
一箇所づつ等間隔で穴を開けていきます。
使い方は二通り。
画像のようにたすき掛けも◎
ここまで手の込んだダッフルバッグを製作できるのは、究極の物作りだけを追求し続けてきた当社だけではないでしょうか!?
しかも全ての製品が永久保証のためギャランティーカードは発行しておりません。
「物作りを通じてあなたの人生を豊かにする」が当社の考えであります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
店舗:SATANTA
(二子玉川駅から車で10分)
電話番号:044-934-6039
営業時間:11:00~20:00 (完全予約制)
定休日:不定休